皆さん、こんばんは!
本日4月10日は「駅弁の日」です。弁当の「弁」の字が数字の4と漢数字の十の組み合わせに見え、「当」は10日(とうか)ということでこの日になりました。
前に「おむすびの日」を取り上げた時にちょっと触れましたが、日本最初の駅弁は明治18年(1885年)7月16日に宇都宮駅で販売された梅干し入り、タクアン付きのおにぎり弁当だと言われています。そのため7月16日は「駅弁記念日」にもなっています。
調べたところ、この宇都宮駅以外にも各地に第一号説があるのですが、その多くが明治10年代から20年代にかけて。鉄道が整備されるとともに駅弁も広まった駅弁創成期がこの時期なのでしょう。
昭和30年代の初め頃までおむすびや幕内風の折詰が駅弁の主流でした。ところが昭和32年(1957年)に、画期的な駅弁が発売されます。信越本線横川駅の「峠の釜めし」です。見た目も可愛らしい陶器製の小さなお釜は、保温性もよく温かいまま食べられるのが特徴でした。これがマスコミなどに取り上げられて大人気となりました。発売から60年以上経った今も代表的な駅弁の一つです。
イマドキの人気駅弁というと、各地の名産品、特産品を使い、容器やデザインにも工夫を凝らしたものがほとんど。この流れは峠の釜めしがつくったものなのかもしれません。
駅弁そのものの変化に加え、駅弁人気を盛り上げたのが昭和40年代から盛んになったデパートの駅弁イベント。現地に行かなくても全国の美味しい駅弁が手に入るため、こんなに嬉しいことはありません。また、駅弁はお酒好きにとっては絶好の酒の肴でもあります。私は出張帰りにはもちろん、ふだん東京駅を使った時にも、家呑み用に駅弁を買ったりしています。
昔ながらのホームでの駅弁売りもめったに見かけなくなりました。現在は、車中での利用より家庭で食べられることが増えているそうです。駅弁の魅力は、単に食事としてだけではなく、旅情や日本各地の土地柄を伝えてくれるところです。定番あり、新顔あり。今も進化を続ける駅弁をお供に、ヱビスはいかがですか?
皆さん、こんばんは!
本日4月10日は「駅弁の日」です。弁当の「弁」の字が数字の4と漢数字の十の組み合わせに見え、「当」は10日(とうか)ということでこの日になりました。
前に「おむすびの日」を取り上げた時にちょっと触れましたが、日本最初の駅弁は明治18年(1885年)7月16日に宇都宮駅で販売された梅干し入り、タクアン付きのおにぎり弁当だと言われています。そのため7月16日は「駅弁記念日」にもなっています。
調べたところ、この宇都宮駅以外にも各地に第一号説があるのですが、その多くが明治10年代から20年代にかけて。鉄道が整備されるとともに駅弁も広まった駅弁創成期がこの時期なのでしょう。
昭和30年代の初め頃までおむすびや幕内風の折詰が駅弁の主流でした。ところが昭和32年(1957年)に、画期的な駅弁が発売されます。信越本線横川駅の「峠の釜めし」です。見た目も可愛らしい陶器製の小さなお釜は、保温性もよく温かいまま食べられるのが特徴でした。これがマスコミなどに取り上げられて大人気となりました。発売から60年以上経った今も代表的な駅弁の一つです。
イマドキの人気駅弁というと、各地の名産品、特産品を使い、容器やデザインにも工夫を凝らしたものがほとんど。この流れは峠の釜めしがつくったものなのかもしれません。
駅弁そのものの変化に加え、駅弁人気を盛り上げたのが昭和40年代から盛んになったデパートの駅弁イベント。現地に行かなくても全国の美味しい駅弁が手に入るため、こんなに嬉しいことはありません。また、駅弁はお酒好きにとっては絶好の酒の肴でもあります。私は出張帰りにはもちろん、ふだん東京駅を使った時にも、家呑み用に駅弁を買ったりしています。
昔ながらのホームでの駅弁売りもめったに見かけなくなりました。現在は、車中での利用より家庭で食べられることが増えているそうです。駅弁の魅力は、単に食事としてだけではなく、旅情や日本各地の土地柄を伝えてくれるところです。定番あり、新顔あり。今も進化を続ける駅弁をお供に、ヱビスはいかがですか?
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ヱビスマガジン編集部
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2023/04/10
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趣味や日常の雑談