2025/08/20 19:17
こんばんは!今夜もやります、マニアックビールクイズのお時間ですよー!
今回のテーマは【ビールができたわよ】。時は中世。10世紀前後のイギリスにおいて、ビールの醸造を担っていたのは、各家庭の主婦でした。育児や家事の合間に、大きな鍋でことこと麦芽を煮込んで、エールビールを作っていたのです。そしてビールが完成すると、それぞれの家(エールハウス)の前に「目印」を出して、近所の人々や旅人たちにビールができたことを知らせていたと伝えられています。そんな昔のイギリスの風景から、今日の問題。
【問題】
中世イギリスのエールハウスにおいて、エールビールが完成したことを知らせる目印として使われたものは、次のうちどれか。
① 鳥の羽を束ねた「はたき」
② 大きな木製の「おたま」
③ 小枝を束ねた「ほうき」
④ ビールを煮た「なべぶた」
何かピンと閃いた方はその直感に従って、閃かなかった方も当てずっぽうで、じゃんじゃんご参加くださーい。待ってまーす(屮^▽^)屮
9件のコメント
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投稿を表示勘で「はたき」。
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投稿を表示小泉さん、こんばんは♪
全くの直感で、②のおたまでファイナルアンサーです!
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投稿を表示【正解】
③ 小枝を束ねた「ほうき」
【解説】
中世のイギリスでは、各家庭の主婦たちがエールビールを自家醸造していた。当時、ビール作りは女性の仕事とされ、女性は嫁入りに際してビール仕込み用の鍋と家伝のレシピを持たされていたのである。
こうして作られた自家製ビールは、安全な飲み水として、それぞれの家庭で消費するほか、近隣住民や巡礼者たちに有料で提供することで、主婦たちの貴重な収入源となっていた。自家製ビールを飲ませる家のことを「エールハウス」と呼び、エールハウスを経営する主婦たちは「エールワイフ」と呼ばれていた。
エールワイフはビールが完成すると、目印として家の戸口の上に、細い小枝の束を先端にくくりつけた、ほうきのような見た目の長い棒を掲げた。主婦たちはそれぞれの目印が目立つようにと競って棒の長さを伸ばしたため、1375年には「エール棒は長さ7フィートを超えてはならない」という命令が出たほどである。
美味しいビールを提供するエールハウスは人々の人気を集めたが、それを好ましく思わないのが教会であった。人々が礼拝に集まらなくなったのはエールハウスのせいだと考え、エールワイフは信心深い男を誘惑して罪に誘い込む「魔女」であると広く訴え、弾圧したのである。この背景には、女性が経済的に自立することを恐れた男性たちの思惑も絡んでいたと考えられている。
こうして、赤いとんがり帽子、襟の広いマント、大鍋、ほうきなど、エールワイフを巡るアイテムは、現在でも魔女の象徴とされているのである。
(参考文献:マロリー・オメーラ「女たちがつくってきたお酒の歴史」)
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投稿を表示秋歩さん
こんばんは。
全然わかりません😓
④なべぶたでお願いします。
ありえなさそうで実は…当たりだったと思いたいです。
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投稿を表示小泉秋歩さま
わあ〜家庭で作ってたんですか❣️……当時の主婦尊敬🤩✨
① 鳥の羽を束ねた「はたき」がアヤシイ気がするので①で❣️
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投稿を表示おたまの②
遠くからでも目立つように😅
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投稿を表示③で
クリスマスリースみたいなものかな
勘です 家の扉に掲げた
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投稿を表示主婦が飾る。うーん🤔
①でお願いします。
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投稿を表示いつものように当てずっぽうで
③
鍋でコトコト煮るなんて魔女のようです。魔女と言えばほうきでしょう🧙♀️