フリートーク

2025/08/20 19:17

こんばんは!今夜もやります、マニアックビールクイズのお時間ですよー!
今回のテーマは【ビールができたわよ】。時は中世。10世紀前後のイギリスにおいて、ビールの醸造を担っていたのは、各家庭の主婦でした。育児や家事の合間に、大きな鍋でことこと麦芽を煮込んで、エールビールを作っていたのです。そしてビールが完成すると、それぞれの家(エールハウス)の前に「目印」を出して、近所の人々や旅人たちにビールができたことを知らせていたと伝えられています。そんな昔のイギリスの風景から、今日の問題。

【問題】
中世イギリスのエールハウスにおいて、エールビールが完成したことを知らせる目印として使われたものは、次のうちどれか。

① 鳥の羽を束ねた「はたき」
② 大きな木製の「おたま」
③ 小枝を束ねた「ほうき」
④ ビールを煮た「なべぶた」

何かピンと閃いた方はその直感に従って、閃かなかった方も当てずっぽうで、じゃんじゃんご参加くださーい。待ってまーす(屮^▽^)屮

9件のコメント (新着順)
ループトンネル
2025/08/21 06:52

勘で「はたき」。


小泉秋歩
2025/08/21 12:07

ループトンネルさん

ご参加ありがとうございます。残念、はたきではありませんでした。またチャレンジしてみてくださいね!

小泉さん、こんばんは♪
全くの直感で、②のおたまでファイナルアンサーです!


小泉秋歩
2025/08/21 00:17

ふゆきんさん

ご参加ありがとうございます。残念、おたまではありませんでした。
当時のエールは1日ほどで完成し、5日ほどしか保たなかったそうです。まだホップは使われていなかったのでハーブやスパイスや調味料などで味付けしたものだったそうですよ。我々がイメージするビールとはけっこう違う感じなのかな?

小泉秋歩
2025/08/20 23:44

【正解】
③ 小枝を束ねた「ほうき」

【解説】
中世のイギリスでは、各家庭の主婦たちがエールビールを自家醸造していた。当時、ビール作りは女性の仕事とされ、女性は嫁入りに際してビール仕込み用の鍋と家伝のレシピを持たされていたのである。
こうして作られた自家製ビールは、安全な飲み水として、それぞれの家庭で消費するほか、近隣住民や巡礼者たちに有料で提供することで、主婦たちの貴重な収入源となっていた。自家製ビールを飲ませる家のことを「エールハウス」と呼び、エールハウスを経営する主婦たちは「エールワイフ」と呼ばれていた。
エールワイフはビールが完成すると、目印として家の戸口の上に、細い小枝の束を先端にくくりつけた、ほうきのような見た目の長い棒を掲げた。主婦たちはそれぞれの目印が目立つようにと競って棒の長さを伸ばしたため、1375年には「エール棒は長さ7フィートを超えてはならない」という命令が出たほどである。
美味しいビールを提供するエールハウスは人々の人気を集めたが、それを好ましく思わないのが教会であった。人々が礼拝に集まらなくなったのはエールハウスのせいだと考え、エールワイフは信心深い男を誘惑して罪に誘い込む「魔女」であると広く訴え、弾圧したのである。この背景には、女性が経済的に自立することを恐れた男性たちの思惑も絡んでいたと考えられている。
こうして、赤いとんがり帽子、襟の広いマント、大鍋、ほうきなど、エールワイフを巡るアイテムは、現在でも魔女の象徴とされているのである。
(参考文献:マロリー・オメーラ「女たちがつくってきたお酒の歴史」)

のぴた バッジ画像
2025/08/20 23:12

秋歩さん
こんばんは。
全然わかりません😓
④なべぶたでお願いします。
ありえなさそうで実は…当たりだったと思いたいです。


小泉秋歩
2025/08/21 00:12

のぴたさん

ご参加ありがとうございます。
ファンタジー映画などでよく見かける「魔女」が大鍋でことこと煮ていたのは、惚れ薬でも呪いの毒でもなく、美味しいビールだった……というお話でした🧙‍♀🍺

びいる
2025/08/20 22:56

小泉秋歩さま
わあ〜家庭で作ってたんですか❣️……当時の主婦尊敬🤩✨
① 鳥の羽を束ねた「はたき」がアヤシイ気がするので①で❣️


小泉秋歩
2025/08/21 00:08

びいるさん

ご参加ありがとうございます。
メソポタミアの昔から、ビール醸造は女性の仕事とされていた時代が長く続いていたんですね。でも、儲かりそうな匂いが漂い始めると男性が横から奪っていっちゃう。うーん切ない(;´д⊂)

ノエルママ バッジ画像
2025/08/20 22:24

おたまの②
遠くからでも目立つように😅


小泉秋歩
2025/08/21 00:03

ノエルママさん

ご参加ありがとうございます。
ダミー選択肢を考えている時に、家の玄関にでっかいおたまが飾ってあったら可愛いんじゃないかなとイメージしていました。「スプーンおばさん」みたいな。あ、ネタが古い?

ノエルママ バッジ画像
2025/08/21 07:40

(スプーンおばさん)判らない🤣
でも
造り酒屋をイメージしました😅

小泉秋歩
2025/08/21 12:09

ノエルママさん

ぐっ……、年がバレる……(;´д⊂)💦

びばー
2025/08/20 20:33

③で

クリスマスリースみたいなものかな
勘です 家の扉に掲げた


小泉秋歩
2025/08/21 00:01

びばーさん

ご参加ありがとうございます。正解です。
ピンと閃く元ネタとして、日本酒の蔵元の「杉玉」をイメージする人もいるのかなと思いました。こうした木の枝を束ねたものを新酒の目印として飾る習慣は世界中にあるそうですよ。

びばー
2025/08/21 09:45

小泉秋歩さん

杉玉は思いつかなかったです
私は『鰯の頭も信心から』の柊と鰯の頭
を打ち付けるから柊繋がりでクリスマスリースかなと思っていましたが 今こんな風習わかるって古い人間だから?微妙

小泉秋歩
2025/08/21 12:10

びばーさん

鰯の頭の風習もわかる……、ぐっ……、やはり年がバレる……(;´д⊂)💦💦💦

瞹(しゅん)❣️
2025/08/20 19:33

主婦が飾る。うーん🤔



①でお願いします。


小泉秋歩
2025/08/20 23:58

瞹さん

ご参加ありがとうございます。
ほうきなんですよ。家の軒先からずどーんと突き出してアピールしていたようです。往来を歩く人たちにとってはさぞや邪魔だったろうなぁ(笑)

アンジェリン
2025/08/20 19:23

いつものように当てずっぽうで

鍋でコトコト煮るなんて魔女のようです。魔女と言えばほうきでしょう🧙‍♀️


小泉秋歩
2025/08/20 23:55

アンジェリンさん

ご参加ありがとうございます。正解です。
ピンと閃きましたね?そうです、魔女のほうきです。実際には掃除用のほうきではなく、それ専用の棒だったようですが、文献に残された絵を見ると、魔女のほうきそっくりです。まだ酵母の存在が知られる前だったので、アルコールは神や悪魔の力で生み出されると考えられていたのでしょうね。

アンジェリン
2025/08/21 07:03

うれしい(>ω<)‼️正解だわ💓🎶

小泉秋歩
2025/08/21 12:11

アンジェリンさん

おめでとうございます🎉ナイス閃き!