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読書のあとのBROOKLYN LAGER
読書のあとのBROOKLYN LAGER 村木嵐「まいまいつぶろ」(2023年・P336)令和5年・第170回直木賞候補作口がまわらず、誰にも言葉が届かない。歩いた後には尿を引きずった跡が残るため、まいまいつぶろ(カタツムリ)と呼ばれ蔑まれた君主がいた。常に側に控えるのは、ただ一人、彼の言葉を解する何の後ろ盾もない小姓・兵庫。だが、兵庫の口
読書のあとのBROOKLYN LAGER 朝井リョウ「生殖記」(2024年・P290)とある家電メーカー総務部勤務の尚成は、同僚と二個体で新宿の量販店に来ています。体組成計を買うため――ではなく、寿命を効率よく消費するために。この本は、そんなヒトのオス個体に宿る◯◯目線の、おそらく誰も読んだことのない文字列の集積です。(解説より)これは小説