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読書のあとのBROOKLYN LAGER
読書のあとのBROOKLYN LAGER 村木嵐「まいまいつぶろ」(2023年・P336)令和5年・第170回直木賞候補作口がまわらず、誰にも言葉が届かない。歩いた後には尿を引きずった跡が残るため、まいまいつぶろ(カタツムリ)と呼ばれ蔑まれた君主がいた。常に側に控えるのは、ただ一人、彼の言葉を解する何の後ろ盾もない小姓・兵庫。だが、兵庫の口