フリートーク

「インフルエンザにかかりやすい人」
(弘前大学・京都大学・大正製薬の共同研究より)

①アレルギーがある人　
アレルギー検査値(雑草やスギ)が高く、アレルギー性鼻炎などのアレルギー体質、慢性的な炎症や鼻づまりが呼吸器のバリア機能を弱め、ウイルス感染のきっかけになりやすいと考えられる。アレルギー体質の人は免疫が常に過剰に反応しており、炎症で防御機能が疲弊しがち。
［対策］🐟️青魚(サバ・イワシ・サンマなど)に豊富なEPA・DHAを週2〜3回取り入れ、ビタミンC・E・ポリフェノールを含む果物や緑茶🍵で抗酸化力を補う。油や加工食品の摂りすぎを避け、外食は控えめに。鼻づまりがある場合は温湿布や入浴🛀で血流を促進し粘膜を柔らかく保つ。

②栄養不良
食事のバランスが偏り野菜の摂取が少ない。栄養バランスの乱れは免疫細胞そのものを弱らせる。
［対策］毎食、主食・主菜・副菜をそろえる。緑・赤・黄・白・黒の5色の野菜・果物を意識し、特にキャベツ・レタス・🥦ブロッコリー・柿・🍊みかんなど抗酸化作用の高い栄養素を含む食材を積極的に。🐟️魚・🥚卵・大豆・鶏むね肉など良質なたんぱく質を毎食取り入れ、朝食を抜かずに体温を上げる食習慣を。免疫細胞が働きやすい環境を整える。

③多忙・睡眠不足
仕事や生活が忙しく、睡眠が不足している人。インフルエンザと同様の感染症である「かぜ」では、睡眠時間が短いと、罹患頻度が高まるという報告がある。睡眠不足は免疫に関連するホルモンの乱れを招き、感染リスクを大きく高める。
［対策］質の良い睡眠🛌で疲労回復と免疫再生を促すことが重要。細胞の代謝と疲労回復のために働く肝機能を支えるタウリン(🐙タコ・🦑イカ・魚・🦪牡蠣・あさり・しじみなどの貝)と、成長ホルモン分泌を助けるグリシン(魚や肉の皮部分など)の摂取。就寝1時間前にはスマホ・PCをオフにし、照明を落としてリラックス。温かい飲み物やストレッチで副交感神経を優位に。寝室の温度・湿度を一定に保ち、乾燥を防ぐ。🕕️起床時間を毎日同じにし、睡眠時間が短い人は昼の15分仮眠で体をリセットすると効果的。

④血糖値が高めの人　
白血球の働きが弱く、免疫力低下。
血糖が高い状態が続くと、免疫細胞の働きが鈍くなりウイルスへの抵抗力が弱まる。
［対策］血糖を急に上げない食べ方を意識する。主食は白米よりも雑穀米や玄米など食物繊維の多いものを選び、食事は🥬野菜→🍗🐟️たんぱく質→炭水化物の順に。間食や甘い飲み物は控え、🍎🍊果物は食後に少量を。1日15〜30分のウォーキングなど軽い運動を習慣にすることで、血糖コントロールと免疫維持の両面に効果がある。

⑤肺炎にかかったことがある人
元々感染症に対して、抵抗力が弱いと考えられる。
［対策］呼吸器が弱っている人は、肺や気道の粘膜を守ることが大切。部屋は湿度40〜60％を保ち、加湿して乾燥を防ぐ。外出後や、食事前の手洗い🙌でウイルスを洗い流し、体に入れないことが基本。👃鼻呼吸を意識し、口呼吸を減らすことで粘膜防御を高める。粘膜の健康を支えるβ-カロテン(🥕にんじん・ほうれん草)やビタミンA・Cを意識的に摂り、寝る前の深呼吸や軽いストレッチで横隔膜を整えるのも効果的。水分不足は粘膜の乾燥を招くため、こまめに🥤水分補給。

③④⑤のすべてに該当する人は、3.6倍インフルエンザにかかりやすいそうです。

ご自愛くださいませ😊