アルバート・プホルス選手、覚えていらっしゃるでしょうか?
大谷選手のエンジェルス時代の主砲でした。
デビューがセントルイス・カージナルスだったので
2022年の最後の1年をカージナルスで過ごして引退。
通算成績では、3080試合に出場(MLB歴代5位)、
3384安打(同9位)、703本塁打(4位)、2218打点(2位)、
6211塁打(2位)
生涯打率の打率.2963は10000打数以上の選手中歴代13位で
引退後2年、つまり2027年の野球殿堂入りは確実と見られている大選手です。
プホルスは、引退後、エンジェルスのフロント入りし、
故郷ドミニカのWBCチームの監督もやっていますが、
今年のオフに、メジャーリーグの監督になりたいと、
運動していました。
しかしエンジェルス、パドレスをはじめ、
交渉がうまく行かなかったのです。
9球団もあったのにね・・・。
日本では、プホルスのような大スター選手が監督になるのは
当然で引く手あまたになるでしょうが、
メジャーリーグでは違うんです。
指導者として、選手時代の実績は関係ないんです。
むしろ、マイナーへ行って指導者として修業して
実績を積んでないとだめと言われるんです。
最近は、2001年のアリゾナ優勝時の解説者出身監督
カージナルスのマティニー元大スター捕手監督が成功したため
元選手や解説者の監督が増えたことがあります。
これも、あくまでマイナーでの経験いらないんじゃないかと
いうだけで、
元スター選手の監督で観客動員をはかる目的ではないんですよね。
今では、メジャー経験のないマイナーから叩き上げの監督
コーチから監督になったロバーツ監督の他に、
ブリュワーズ監督の成功で
カレッジの監督からメジャーの監督にというのも
注目されているんですよね。
そういうことで、ドジャースのロバーツ監督は
コーチ経験を買われて監督になった人なんですね。
シーズン中はボロクソに言われることがありましたが、
ほんとにボロクソならば、マスコミが批判する前に
選手がバラバラになってチームが崩壊してるはずなんです。
あのスター達を上手にまとめて優勝させたのは、
ロバーツ監督の手腕でしょう。
メジャーの監督は、そういうコミュニケーション力が
重視されるんですよね。
それとプホルスは大スターが必ずしも名監督ではない
という理由でしり込みされているというのは
日本から見ると意外に思われるかもしれないですね。
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投稿を表示NPBも、誰でもいいというわけではなさそうですけどね。選ばれるにはワケがあるんですよね、きっと。