ken_pro
2025/03/05 06:01
読書のあとのYEBISU(焦香)
阿部暁子「カフネ」(2024年・P304)
法務局に勤める野宮薫子は、溺愛していた弟が急死して悲嘆にくれていた。弟が遺した遺言書から弟の元恋人・小野寺せつなに会い、やがて彼女が勤める家事代行サービス会社「カフネ」の活動を手伝うことに。弟を亡くした薫子と弟の元恋人せつな。食べることを通じて、二人の距離は次第に縮まっていく。(解説より)
毎週木曜日夜のBSで、鈴木保奈美の「あの本、読みました?」の第1回の大賞になりました。
気になりすぐにAmazonで購入。読み始めたらグイグイ引き込まれ感情移入していきます。
良い小説というのは、共感できる主人公と魅力的な登場人物が出てきて、流れにすっぽり入り込み時間を忘れる程にハマってしまうものだと思います。また良い作家さんに出会いました。
「カフネ」とはポルトガル語で、「愛する人の髪にそっと指を通す仕草を表す」との事です。
小野寺せつなの強烈キャラが魅力的でした。
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投稿を表示ken_proさん
機会があったら読んでみたいです、「あの本、読みました?」は録画予約しました。
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