まな板の削り直し

先日、輪島の杉本木工々房という工房にまな板の削り直しをお願いしました。

実を言えばもう何年もまな板の真ん中辺りがへこんでしまっていて、千切りやら小口切りやら、必ず一番下の一枚がつながってしまう状態でした。

どうしてもの時はまな板の大きさを利用して、まな板の端の方で切るなどで誤魔化してきました。

けれど使いづらいことこの上なく、削り直しに出したいと思い続け、やってくれるところを探しては無いなと諦め、しばらくしてまた探しては無いな、の繰り返しでした。

それが、先々週くらいか、たまたま検索がヒットして、こちらの工房を発見したのです。

やった！ようやく見つかった！！

削り直しって、大工さんや工房さんにお願いするとやってくれると言うのですが、近場に心当たりがなく、イベントでやっているのを発見出来たものの、一年に一度のイベントが先月……。

これはもう、こちらにお願いするしかない、と。

それで早速送ったところ、一週間で見違えるように綺麗になったまな板が帰ってきました。

ツルツルぴかぴか。

思っていた以上に状態が悪かったようで想定よりも薄く小さくはなりましたが、使ってみるとやはり全然使い心地が違う！

もちろん食材が下まできちんと切れるし、刃当たりが柔らかく桧の香りも清々しい。

何よりとにかく切りやすい！

まな板の状態でこんなに違うんだ、と……。

あら〜こんなに良いまな板だったのね、と我が家のまな板を見直してしまいました。

もっと早く削り直しに出せていれば良かったのですが。

でも、まだ後一回くらいは削れるそうで、このまな板もまだまだ活躍出来そうです。

今回、直接工房に送らせてもらったのですが、郵便局で受付する時に

「こちらの住所だと、直接個別に送れるかどうかわからないので確認してみますね」と言われました。

幸い個別に送れる地域だったのでそのまま送れましたが、まだまだ復興していない所がたくさんあるのだなと改めて思いました。

出来ることで応援していけたら良いなと思った出来事でした。

杉本木工々房

http://sugimotomokkou.jp/manaitakezuri