ヱビスフォト

ken_pro
2024/07/01 06:15

「血と骨」と赤星

梁石日(ヤン・ソギル)「血と骨」

1930年頃、大阪の蒲鉾工場で働く金俊平はその巨漢と凶暴さで極道からも恐れられていた。実在の父親をモデルにした、ひとりの業深き男の激烈な死闘と数奇な運命を描いた山本周五郎受賞作。(解説より)

私が本を読んできた中で、これを超える傑作は出ておりません。

金俊平の圧倒的なパワーに驚愕しました。

ビートたけしさん主演の映画も良かったですが、この本

の迫力には敵いません。

グイグイと金俊平の世界に引き込まれました。

梁石日(ヤン・ソギル)氏、

昨日の朝刊で6/29、老衰のため87歳で死去の悲報。

ご冥福をお祈り申し上げます。

「血と骨」に赤星で献杯。

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2 件の返信 (新着順)
もとをば
2024/07/01 13:01

ヤンソギル著作は読んだこと無いけれど、映画は一本観たなあ。「闇の子供たち」です。主題歌が桑田佳祐でしたが、かなりきつい作品で観た後はぐったりした記憶があります。


ken_pro
2024/07/01 13:45

もとおば様

「闇の子供たち」は本も映画も知りませんが、
子供の売買や虐待や臓器売買などらしく、
かなりヘビーな内容ですね。
映画なら「月はどっちに出ている」が
面白かったですね。

みなとみらい
2024/07/01 08:30

kenproさん
タイトルだけは聞いたことがあります👍
父親だったのですか😮
何と闘っていたのでしょうね🤔
主人公のようなキャラクターは、その時代だったからこそ通用したのかなという気がしなくもないですが、読んでいないので、これ以上は止めておきますね😅


ken_pro
2024/07/01 08:37

みなとみらい様

確かに、昭和の暴力が
当たり前の時代の話です。
圧倒的な熱量がある
小説でした。