ken_pro
2024/09/10 06:15
読書のあとの金しゃちビール(I.P.A)
誉田哲也「 首木の民( くびきのたみ)」( 2024年・P384)
大学の客員教授、久和がセッ盗と公務執行妨害の容疑で逮捕された。
運転する車の中から、チの付いた他人の財布が発見されたのだ。久和は内閣府が設置する経済財政諮問会議に参加したこともある経済政策通だが、警視庁志村署の佐久間に対し「公務員を信用していない」と言い、取調べは進まなかった。(筆者注 : N.Gワードはカタカナ)
一方、財布の持ち主を捜していた志村署の中田は、フリーライターの菊池に行き着く。菊池は交通事故を探っていたが、その事故には財務省のある人物が絡んでいた。(解説より)
誉田哲也さんは贔屓の作家さんで、新刊が出ると必ず買っています。
人気作家さんで、2006年「ストロベリーナイト」でブレイク。警察小説の姫川玲子シリーズは10冊(スピンオフを除く)を数えます。累計500万部を突破していて、続編を楽しみにしているシリーズです。今回の作品も警察小説ですが、国家の財政という大きな問題をテーマにし、うまく登場人物を絡み合わせています。読みやすくて意外な展開も面白く読みました。
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投稿を表示ken_pro 様
誉田哲也さん、人気の作家さんですよね。本屋さんで見かけました。
深い話が多いです。何か現実が隣り合わせのことが、多い ような。