ヱビスフォト

ken_pro
2025/01/14 06:01

読書のあとの富良野生ビール

有吉佐和子「青い壺」(2011年・P345)

半世紀前に書かれた小説が、ついに累計60万部を超えました。昭和も令和も変わらぬ人間模様、リアルな生活描写を青い壺が絶妙に映し出す、絶対品質保証のエンタメ作。
 シングルマザーの苦悩、すれ違う夫婦、相続争いに悩む娘の言葉を聴いてドキリとする親…人間の奥深くに巣食うドロドロした心理を小気味よく、鮮やかに描き出す絶品の13話の中にはあなたの知っている人が必ずいます。「誰かと語り合いたくなる」—-壺にハマる人、ますます増えています!(解説より)

初出は昭和54年。向田邦子さんの様な昭和を感じさせる小説でした。無名の陶芸家が生み出した美しい青磁の壺。売られ盗まれ、十余年後に作者と再会するまでに壺が映し出した数々の人生。今の時代も変わらぬ人間の性を面白く読みました。

難波の丸善では「青い壺」の特設コーナーがありました。
コメントする
1 件の返信 (新着順)
とらひっぽ
2025/01/14 13:12

ken_pro さま

この「青い壺」こちらの有隣堂という本屋さんでも、特設コーナーが出来てます。
気になっている一冊です☺️
今度、また手に取ってみます。


ken_pro
2025/01/14 17:00

とらひっぽさま

文芸春秋社でもメガヒットに
驚いているそうです💮
小生も気になり
手にしました🎵
読んで良かったです🎶🤗