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なおなおっぴ
2022/12/29 17:33

日本酒ができるまで

本当は「グルメ・料理研究部​」に挙げようと思ったのですが、写真の枚数の関係でこちらに挙げます。

実は自分は日本酒も好きで、コロナ前は各地の酒蔵を巡ったりしていたのですが、日本酒を飲む機会が多いお正月を前に日本酒の製造工程をご参考まで。

ちなみにアイキャッチ写真は槽(ふね)搾りで搾り中の酒で、槽に置いてあるお猪口で搾り口から直接汲んで飲ませてもらった酒のうまかったこと。

それはそれとして、仕込み自体はまずはこんな感じで

酒ごとの米と磨き、仕込み方を考え、写真はないですが蒸した米(麹米)を麹室で米麹に育て、それに水と追加で蒸した米(掛米)を混ぜます。

 

そして麹米と掛米と水をかき混ぜながら発酵させ(実際は掛米は何度か追加します)、酒の素(醪=もろみ)にします。
ホースとポンプを使って搾り機(槽)に醪を運びます。奥のは搾った酒を熟成させる用にも使われるタンクです。
で、槽のところまできた醪を袋に入れ槽に乗せ、
上から押さえつけて搾ります(最初は袋の自重で勝手に搾れてきます)。本当は何段も木枠を乗せ、袋も何段も置いてもっと上から絞り、酒が絞れて袋が沈んでいく度に木枠を外していきます。これは残り1段ですね。

で、アイキャッチ写真に至るわけです。

ちなみにヤブタ搾りは横にしたアコーディオンのような中に醪を入れ、左右からグーと押さえつけて搾りますので、酒粕は板状になります。

槽搾りはそこまでは搾り切れません。

あと袋搾りは、袋吊りといい、醪を入れてつるした袋からぽたぽた落ちる酒を商品化するもので、搾りが一番甘いので酒粕も一番柔らかく、最も高級なお酒になります。

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1 件の返信 (新着順)
fumiko
2022/12/29 20:55

山田錦と五百万石
スッキリ美味しい日本酒が出来上がるのかな?
我が町も酒造りが盛んで、時折日本酒独特の甘い香りが漂って来ます
まずはビールで乾杯して、日本酒をまったりいただくのもいいですよね😄


なおなおっぴ
2022/12/29 22:20

fumikoさん

酒は料理に合わせて、ビールと日本酒を適当に切り替えています。
最初から日本酒の時もあります。

写真は福島の酒蔵なので、普通酒以外は多少華やかな感じの酒が多いです。

ちなみに夢の香は福島限定の酒米で、これが結構華やかな風味を出すお米です。

伏見は伏見稲荷は行ったことあるんですが、酒蔵街は行ったことありません。
「灘の男酒、伏見の女酒」と言われるような柔らかいお酒が特徴ですよね。

実家はもっぱら灘の白鷹でしたので、伏見の酒は松竹梅のパック酒が料理酒になっていたくらいです。

全然関係ないですが、伏見と言えば高校時代体育会系の部活の顧問が京教大出身で、よく京教大のグラウンドに行って、他の高校と練習試合していました。
一度、三条京阪の集合に遅刻してみんなに置いて行かれ、急いで墨染まで行こうとしてあわてて墨染に止まらない電車(たぶん急行)に飛び乗ってしまって丹波橋で折り返したのはご愛敬で。

fumiko
2022/12/30 07:02

日本酒は辛口が好みなので、私もあまり地元のお酒は飲みません😅
ただ、この季節は美味しい酒粕が直売されるので、買い求めて粕汁を楽しんでいます

最近は丹波橋にも特急が停まるようになりましたが、停まらない列車もあるので、慌てているときの乗車は要注意ですね😊