ken_pro
2024/08/12 06:23
直木賞とHINO BREWING(バカラガー・チェコラガー)③
窪美澄「夜に星を放つ」(2022年・P224)
2022年・第167回直木賞受賞作
かけがえのない人間関係を失い傷ついた者たちが、
再び誰かと心を通わせることができるのかを問いかける短編集。
コロナ禍のさなか、婚活アプリで出会った恋人との関係、30歳を前に早世した双子の妹の彼氏との交流を通して、人が人と別れることの哀しみを描く「真夜中のアボカド」。学校でいじめを受けている女子中学生と亡くなった母親の幽霊との奇妙な同居生活を描く「真珠星スピカ」。父の再婚相手との微妙な溝を埋められない小学生の寄る辺なさを描く「星の随に」など、人の心の揺らぎが輝きを放つ五編。(解説より)
好きな作家さんです。「ふかいない僕は空を見た」「よるのふくらみ」を読んだ時、すごい作家が現れたと思ったものです。
直木賞のあとの至福のビール。
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