ヱビスフォト

ken_pro
2025/11/27 05:56

昭和100年・昭和のロングセラー・オロナイン軟膏

オロナインといえば浪花千栄子さんのホーロー看板(H.Pより)

1953(昭和28)年発売、徳島で生まれたオロナイン

「ヤカンに触ってやけどした~」「オロナイン、塗っときなさい」「転んで擦りむいたぁ」「薬箱にオロナインがあるでしょ」生傷の絶えない子供のころ、耳にしたことがある会話ではないでしょうか。そんな家庭の薬「オロナイン軟膏」は、徳島県鳴門の小さな製薬工場で生まれました。

1947(昭和22)年に経営を引き継いでいた大塚正士(まさひと)氏が製品開発に頭を悩ませていたころ、三井物産からある話が舞い込みました。アメリカのオロナイトケミカル社が新しい殺菌消毒剤を開発した、これを使ってみないか・・・。さて、これを何に使うか?正士氏が目を付けたのが軟膏でした。当時、メンソレータムやメンタム、 ペニシリン軟膏といった大衆薬がヒット商品となっており、この分野なら安定した売れ行きが期待できると考えたからです。
早速、徳島大学の3人の教授に製品開発を依頼。新製品は1952(昭和27)年に完成し、翌1953年には発売にこぎつけました。待望のオリジナル製品第1号は、原材料メーカーの社名から「オロナイン軟膏」と命名。(オロナインヒストリーより)

小生も幼い頃からお世話になっているオロナイン。キズの止血やニキビ、あかぎれなど万能薬ですね。写真の30gのガラス瓶は4個持っています。

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1 件の返信 (新着順)
はんまーへっど
2025/11/27 07:55

このフォルム懐かしい~ですね。