ヱビスフォト

ken_pro
2025/05/15 05:56

昭和100年大阪編・くいだおれ太郎

かに道楽から東へ約50mに「中座くいだおれビル」があり、ビルの壁に上半身の「くいだおれ太郎」が。ビルの中の入口にはおなじみの「くいだおれ太郎」がお客様を迎えるようにおられました。

1949年6月、大阪府大阪市南区西櫓町(現:中央区道頓堀1丁目)に山田六郎が創業と開店。

屋号は「京都の着倒れ、大阪の食い倒れ、堺の建て倒れ、神戸の履き倒れ、奈良の寝倒れ」という意味の地域性を表した慣用句から来たそうです。

開店の翌年の1950年、「これからは子どもが大事なお客様」という思いから、「くいだおれ太郎」が誕生します。

「くいだおれ太郎」は同店の看板であると共に、道頓堀グリコサインや通天閣と並び大阪を象徴するオブジェ(動く看板)ですね。文楽人形を意識して制作したとされ、制作費は1千万円とされています。

「中座くいだおれビル」は今年(2025年)春にリニューアルをしたばかり。

「くいだおれ太郎」は今日も元気に太鼓を鳴らしていました。

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