ken_pro
2025/02/18 06:04
読書のあとのモレッティ・ビール
青山美智子「人魚が逃げた」(2024年・P240)
ある3月の週末、SNS上で「人魚が逃げた」という言葉がトレンド入りした。どうやら「王子」と名乗る謎の青年が銀座の街をさまよい歩き、「僕の人魚が、いなくなってしまって……逃げたんだ。この場所に」と語っているらしい。彼の不可解な言動に、人々はだんだん興味を持ち始め――。そしてその「人魚騒動」の裏では、5人の男女が「人生の節目」を迎えていた。12歳年上の女性と交際中の元タレントの会社員、娘と買い物中の主婦、絵の蒐集にのめり込みすぎるあまり妻に離婚されたコレクター、文学賞の選考結果を待つ作家、高級クラブでママとして働くホステス。銀座を訪れた5人を待ち受ける意外な運命とは。そして「王子」は人魚と再会できるのか。そもそも人魚はいるのか、いないのか……。(解説より)
青山美智子さんの作風は、第1章の物語の中ですれ違った母娘が、第2章で主人公になっていたりして連続性があり面白いです。主人公達のそれぞれの悩みを巧く描き、ハッピーエンドで終ります。読後感が良くオススメです。
読書のあとはモレッティ・ビール
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投稿を表示ken_pro さん
モレッティ・ビール好きです⤴️😋
高くなりましたぁ~👀‼️
本📕読みたくなりました🥰
うふふ✨ヤー✨🍻🎶🍀