ヱビスフォト

ken_pro
2025/10/07 06:15

読書のあとの75島星シトラスエール

瀬尾まいこ「そんなときは書店にどうぞ」(2024年・P208)

本屋大賞受賞後、たくさんの書店まわりをして、多くの書店員さんたちに出会った瀬尾さんは気付きます。
「こんなに魅力的で楽しい場所があったのか」と。
そんな書店さんとの思わず笑ってしまうエピソードの数々と、水鈴社創立第1作である『夜明けのすべて』が映画化された際の、出演者や監督との交流などの様々な思い出を、瀬尾さんらしい軽妙なエッセイにまとめました。(解説より)

全25本のエッセイと書き下ろしの短編1篇が収録されています。

瀬尾まいこさんは、本屋大賞受賞作「そして、バトンは渡された」から贔屓の作家さんです。エッセイはコテコテの関西弁が親近感を増し、ユーモアがあって面白いです。巻末の短編は、スーーーッと物語の情景が浮かび本の世界に溶け込んでいきます。瀬尾まいこさん流石です。

読書のあとは美味しいオリオンビール。

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