ken_pro
2025/04/01 06:10
読書のあとのHoegaarden WHITE
恩田陸「Spring」(2024年・P448)
自らの名に無数の季節を抱く無二の舞踊家にして振付家の萬春(よろず・はる)。
少年は八歳でバレエに出会い、十五歳で海を渡った。
同時代に巡り合う、踊る者 作る者 見る者 奏でる者――
それぞれの情熱がぶつかりあい、交錯する中で彼の肖像が浮かび上がっていく。
彼は求める。舞台の神を。憎しみと錯覚するほどに。
一人の天才をめぐる傑作長編小説。(解説より)
2017年・直木賞&本屋大賞をW受賞した「蜜蜂と遠雷」ではピアノの音が湧き出てきました。今回はバレエの踊りが目に浮かびました。文章でバレエを立体的に作り出す難しさ。恩田陸さんはサラ~と描き出しますね。お見事です。
読書のあとは美味しいヒューガルデン・ホワイト。
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