ヱビスフォト

ken_pro
2026/08/09 05:55

読書のあとのクラフトザウルス    ( YOHO BREWING )


蝉谷めぐ美「見えるか保己一」(2026年・P352)

第175回直木賞候補作

江戸時代の全盲の国学者・塙保己一。幼少期に失明するも、学問を志し、やがて国内最大の叢書「群書類従」の編纂という、前代未聞の大事業に取り掛かる。類稀なる記憶力で、学者として輝かしい経歴を築いていく保己一だったが、その傍らに常にあったのは、晴眼者――妻、学者仲間、弟子らとの、すれ違いだった。

“天才・塙保己一”の胸中にあったのは、絶望か希望か、それとも――。(解説より)

江戸時代の盲人が学者となり偉業をなし遂げるのですが、それに辿るまでの悲しい物語に寒気を覚えます。盲人のために本人には分からない裏切りが、妻や弟子達から襲い掛かります。人間の暗い深層部分を炙りだしていました。

読書のあとは美味しい、クラフトザウルス( Fresh Hop Ale )


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