ヱビスフォト

なおなおっぴ
2024/06/27 23:27

中山道宿場館

桶川駅から中山道を北に行くと、マンホールカードを配っている中山道宿場館という観光案内所があります。

入口入ってすぐの右手に、デザインマンホールが飾ってありました。

そのまま右側を見ると、板絵がありました。

案内所の方曰く、個人の方が作って持ってきてくれるそうです。

その右奥には、オケちゃんの等身大の人形がありました。

これが実際は着ぐるみなのかは、定かではありません(^^;)

レジの方には、最初に飾っていなかった3つ目のデザインマンホールのデザイン画が飾られていました。

レジのところにも、板絵があり、これも個人の方の持ち込みだそうです。

案内所の真ん中には大きなテーブルがあり、きれいなユリが生けてありました。

こちらは入ってすぐの左にあった飾りですが、右下の花が紅花です。

「少ししおれてしまいましたが」と案内所の方は申し訳なさそうにおっしゃっていました。

ちなみに案内所の方、ボランティアガイドもしているそうで、聞きもしないのに色々教えてくれました。

紅花のことを一通り聞いた後、実は7月15日・16日と祇園祭があるそうで、その話になりました。

祭りには神輿や山車が出るとのことでした。

で、自分が「祇園祭ということは、八坂神社があるのですか」と聞いたのですが、もともと京都の八坂神社の祭神は牛頭天王というインドの神様で、祇園精舎の守護神だそうです。

そして明治の初めの神仏分離・国家神道化の際に、牛頭天王は日本古来の神様じゃないと京都の八坂神社から分祀された桶川の神社(名前は市神社(いちがみしゃ)です)は打ち捨てられ、周辺の他の小さな神社と一緒に、これから行こうとしていた桶川稲荷神社の末社の一つの八雲社に合祀されたんだそうです。

京都の八坂神社は、祭神を素戔嗚尊に替えて残ったのですが、この際に牛頭天王が守護していた祇園精舎からか「祇園神社」や「祇園感神院」と呼ばれていたものを、「八坂神社」に改めたそうです。(案内所の方は京都の八坂神社は残ったけど市神社は、みたいな言い方でしたので、ここは自分で調べた情報です)

ですので、ここの祇園祭は、その八雲社の前から神輿が出るとのことでした。

ちなみに祇園祭が近くなると、案内所内の飾りも祇園祭関係に衣替えするそうです。

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