旧猪俣邸
3月8日土曜の続きです。
この日は目白庭園から新宿経由で、小田急の成城学園駅に行きました。
その北口から少し行ったところに、旧猪俣邸があります。
まず入口を入ると、サンシュユの木がお出迎えです。
平屋のやたら広い家で、1枚に入りきらないので、正面、
左手、
右手の玄関と分けて撮りました。
上り口です。
こちらは上の写真で左手にあたる廊下で、
その先には茶室がありました。
後から説明員の方に聞いたのですが、猪股家の先代がお茶をたしなんでいたそうです。
こちらは玄関からそのまま中央に入ったところを大広間です。
雨戸もガラス戸も障子も戸袋に入る造りで、庭が良く見えます。
底に履物があってそこから外に出られたので、ちょっと庭を散策してみました。
実は上の部屋だけでなく、まだ置くに部屋があり、庭全面に部屋が面しています。
こちらは先ほどの茶室です。
さっきの写真を見てもそうですが、茶室にしては開放的で広いです。
茶室から部屋に戻る際に低すぎて頭を打った門です。
説明員の方に心配されました。
その門をくぐってから庭に面した部屋(4部屋)を撮りました。
写っている方が説明員の方です。
ちょっと奥に移動して撮りました。
最初の部屋に戻り、ちょっと角度を変えて庭を撮りました。
YEBISUつよしさんなどはご存じでしょうが、この雪吊りは枝を吊っていないので、本当の雪対策ではなく、飾りみたいなものです。
小さな坪庭もあります。
この2つ目の部屋は奥方の部屋でして、
壁の右側には三面鏡もあります。
その奥の部屋に向かいます。
すると今度は和室です。
違い棚がないせいか、シンプルな感じです。
こちらは和室からもと来た方向を撮ったのですが、欄間の障子、2枚前の写真を良く見ると木枠が見えますが、こちらにもあります。
普通、障子は片方は障子紙ですが、この障子は硬い和紙を差し込むようになっているとのことで、そのため両面とも木枠になっています。
その和室の前には、梅の木がありました。
そしてこちらが一番奥の部屋です。
後から増設された部屋とのことです。
そして同じく増設された茶室です。
こちらは2畳の和室で、にじり口もあり、先ほどの茶室よりきちんと茶室しています。
ここにも坪庭がありました。
最後に、退出する際にもう一度玄関方向を撮ってみました。