ヒガンバナ
ヒガンバナ
(彼岸花、石蒜(せきさん)、学名 Lycoris radiata (L'Hér.) Herb.)
ヒガンバナ科ヒガンバナ属の多年草。
秋のお彼岸(秋分の日を含む前後7日間)の時期に開花することから「彼岸花」と名付けられた。
別名
曼珠沙華(マンジュシャゲ)
仏教において「天界に咲く花」というおめでたい意味を持つ。
仏教では「天上の花」という意味を持つ。おめでたいことが起こる兆しとして天から降ってくる花という仏教の経典に由来。
剃刀花(カミソリバナ)
花の形がカミソリに似ていることから。
死人花(シビトバナ)、地獄花(ジゴクバナ)
ヒガンバナには強い毒性があり、誤って摂取すると中毒症状を起こす危険性がある。この毒性や、お墓の近くでよく見られること、秋の彼岸の時期に咲くことなどから、死や地獄といった不吉な意味合いの別名が多くつけられた。
毒花(ドクバナ) 、痺れ花(シビレバナ)、蛇舌曲(ヘビノシタマガリ)
球根にアルカロイド系の毒が含まれていることに由来。この毒によって口にしびれが生じることから「痺れ花」と呼ばれるように。
幽霊花、葬式花、灯籠花(トウロウバナ)、火事花(カジバナ)、狐花(キツネバナ)、狐の松明(キツネノタイマツ)、龍爪花(リュウソウカ)、雷花(カミナリバナ)など。
天蓋花(テンガイバナ)
仏具の天蓋(仏像の頭上を飾る傘状の装飾)に花の形が似ていることから。
葉見ず花見ず(ハミズハナミズ)
彼岸花は花が枯れた後に葉が成長するため、葉がない状態で花が咲くから。 「花のときは葉を見ず、葉のときは花を見ず」で、ハミズハナミズとも呼ばれるようになったのだとか。
学名からリコリス・ラジアータとも呼ばれる。
赤色のヒガンバナの花言葉
「情熱」「独立」
「あきらめ」「悲しい思い出」
「想うはあなたひとり」「また会う日を楽しみに」「再会 」