ヱビスフォト

ken_pro
2024/12/30 06:05

直木賞と金しゃちビール(PILSNER)

角田光代「対岸の彼女」(2004年・P296)

平成16年・第132回直木賞受賞作

結婚する女、しない女。子供を持つ女、持たない女。それだけのことで、どうして女どうし、わかりあえなくなるんだろう。ベンチャー企業の女社長・葵にスカウトされ、ハウスクリーニングの仕事を始めた専業主婦の小夜子。二人の出会いと友情は、些細なことから亀裂を生じていくが……。多様化した現代を生きる女性の姿を描く感動の傑作長篇。 (解説より)

文中のハウスクリーニングの仕事で洗面所を清掃するシーンがあります。何度もこすって磨きますが汚れが落ちません。磨き続けていた時、すぅーとスポンジが流れて汚れが取れたシーンが印象に残っています。小生も毎週土曜日の朝、家の洗面所清掃担当をしていまして、スポンジが流れるとそのシーンを思い出します。

読書のあとは美味しいビール。

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