いろぎ実は旧前田邸には、和館も付属しています。そしてこの門も建物も国の重要文化財です。

中に入ると、立派な和室があり、使っている建材も一部上屋敷のものを流用していて、さすが前田家と感心させられる贅沢さです。

照明も菊鉢紋で、襖の引手にも家紋が入っています。ちなみに和館の襖も上屋敷のものです。

色付きの絵が描かれた襖の裏側は墨絵というのが定番だそうです。

こちらは茶室です。ただ左上は広間から茶室の方向を見たもので、実はせせらぎの奥に小さな滝があります。

茶室は四畳半で、にじり口もあり、部屋の真ん中に囲炉裏が切ってありました。

こちらは和館の茶室の見えるところから茶室を撮ったものです。

こちらは水回りですが、当時のもので、東陶機器製です。

２階に上がったら、良いものが見れました。

２階から庭のせせらぎを見下ろしたところです。鯉が泳いでいます。

２階の部屋も立派でした。

階段も立派なもので、今から考えると当時としては緩やかで歩きやすかったです。