ken_pro
2025/04/29 06:10
読書のあとのWITH BEER
今野敏「遠火 警視庁強行犯係・樋口顕」(2023年・P360)
東京・奥多摩の山中で他サツ体が発見された。警視庁捜査一課の樋口班は現場に急行。調べを進めていくと、コロされたのは渋谷署の係員が職質をしたことがある女子高生で、バイ春の噂があったことが判明する。樋口顕は被害者の友人である美人女子高生と戸外で面会。すると、その様子を撮影した何者かによってインターネット上に写真を流され、同僚やマスコミから、あらぬ疑いをかけられてしまう。秀でた能力があるわけではなく、他人を立てることを優先し、家族も大切にしながら、数々の難事件を解決してきた樋口。謀略を打ち破り、サツ人事件の真相に辿り着くことができるのか。(解説より)(禁止用語をカタカナにしています)
警視庁強行犯係・樋口顕シリーズ第7作目です。主人公は普通の刑事で、争いが嫌いでいつも相手を立てて、いつの間にか敵(本人は敵と思っていません)を手懐けてしまいます。今回も手柄争いの他部署の刑事や警官を味方に付けて事件を解決していきます。読みやすい文章と展開で一気に読了しました。
今野敏さんのシリーズで「隠蔽捜査」は10作出ていますが、こちらもオススメです。
読書のあとは美味しいアンバーエール。
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