ヱビスフォト

ken_pro
2024/06/11 06:28

グサッと来る小説とYEBISU

凪良ゆう「星を編む」

2024年本屋大賞第8位

「春に翔ぶ」-----瀬戸内の島で出会った櫂と暁海。二人を支える教師・北原が秘めた過去。彼が病院で話かけられた教え子の菜々が抱えていた問題とは?

「星を編む」-----才能という名の星を輝かせるために、魂を燃やす編集者たちの物語。漫画原作者・作家となった櫂を担当した編集者二人が繋いだもの。

「波を渡る」-----花火のように煌めく時間を経て、愛の果てにも暁海の人生は続いていく。(解説より)

短編3篇。2023年本屋大賞受賞作「汝、星のごとく」の続編。3篇の中で「星を編む」が秀逸です。敏腕女性編集者の私生活での会話。夫婦二人で楽しく夕食をしている時に、夫からサクッと「離婚してほしい」の言葉にグサッと来ました。切れ味抜群で怖いですね。

グサッと来た小説のあとのYEBISU。

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1 件の返信 (新着順)
とれの
2024/06/12 00:18

「星を編む」は気になっていて
文庫本になったら買おうかなと思っていました
でも「気になっていた」レベルだったので短編3篇だとは存じ上げませんでした
小説読みながらのヱビスは贅沢ですね


ken_pro
2024/06/12 05:09

とれの様

コメントありがとうございます。
「星を編む」は前作を読まれて
いるのなら是非の作品です。
ハイ、読後のビールは至福です。